インフルエンザ 流行前にワクチン接種を

 

 

毎年12月頃から流行が始まり、1~2月にかけてピークとなります。

今年もまだ流行は始まっていませんが、医療機関でのワクチン接種が始まりました。

ワクチンを接種してから免疫がつくまで2週間ほど時間がかかります。

流行前に接種しておくことをお勧めします。

特に、感染すると重症化することがある、高齢者、小児、妊婦さんなどはかかりつけの医師にご相談の上、接種を検討ください。

 

ちなみに、インフルエンザは接触感染(ウイルスが付いた手で鼻や口を触って感染)、飛沫感染(くしゃみ、咳などで飛ぶ飛沫を吸い込んで感染)なので、手洗い、マスクが予防になります。

 

 

トピックス☆

ゾフルーザ®(Baloxavir)という新しい治療薬が今年登場しました。

タミフル(1日2回を5日間内服)、イナビル(1回吸入)などの既存の治療薬と効果は同等ですが、価格は高く、耐性ウイルスの問題も指摘されているので、使用は慎重に考えた方がよさそうです。

 

Baloxavir Marboxil for Uncomplicated Influenza in Adults and Adolescents

(N Engl J Med 2018; 379:913-923)