学びを結果に変えるアウトプット大全 (読書記録)

学びを結果に変えるアウトプット大全 著:樺沢紫苑 サンクチュアリ出版

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この本を読むまでは、人に教えることで自分の理解が深まるということは何となく理解はしていましたが、積極的にアウトプットをしていくことはあまり意識していませんでした。

 

著者が示すアウトプットの6つのメリットは

①記憶に残る 

②行動が変わる 

③現実が変わる 

④自己成長する 

⑤楽しい 

⑥圧倒的な効果が出る

ということで、いいことばかりです。

 

著者自身が出版・講演・SNSやメルマガを介した発信などアウトプットの達人であり、月10本以上の映画、月20冊以上の読書、月10回以上の飲み会、年30日以上の海外旅行!など人生を目いっぱい楽しんでおられるので、説得力があり、また目標となります。

 

また、著者は精神科医で、内容は精神医学や心理学の知見に基づいており、説明も非常にわかりやすいです。

アウトプットのメリットや、どうアウトプット力を高めていくかが具体的に示され、日常の中に早速取り入れていこうと思いました。

 

また、印象的だったのは、本の終盤にあった

 

これまでの資本主義→「資本家」と「労働者」の格差

今日のデジタル情報化社会→「情報発信者」か「情報受信者」かで明暗が分かれる 

 

ということ。1%の発信者になるか、99%の受信者になるか。

選ぶ自由があるのなら、努力をして1%の発信者になる以外の選択肢はないと思います。